高島第二小学校(令和7年4月30日訪問)
教育長訪問記
4月30日(水曜日)高島第二小学校を訪問しました。教育長ふらっと訪問になります。
本校の教育目標は、
自立(考える子)主体的に学習し、学び合いにより深く考えようとする子ども
貢献(行動する子)きまりを守り、みんなのために行動しようとする子ども
共生(思いやる子)相手を思いやる豊かな心で、協力しようとする子
創造(創り出す子)よりよい生活をめざして、新しい考えを創り出そうとする子ども
です。
学校に到着して、まずは校長室で桝田校長からお話を伺いました。多様化するニーズにどのように応えるのかについては、国際理解教育に力点を置いて総合的な学習の時間を再編するとのことでした。地域の実態に合わせた教育活動を行うことは学校の特色になりますし、児童が自信をもって自分や自分の母国のことを語り、互いに教え合うことで、多文化共生やグローバルシティズンシップを学ぶことになるのではないかと期待しています。また、認め合うことは児童の自己肯定感や自己有用感が向上することにもつながり、さらに自信を深めることができます。私は、現状や実態をポジティブに捉えて、その状況を良さに結び付けて特長としていくことを理想としていますので、同じ考え方で取り組んでくれていて有難いです。
また、桝田校長は教育活動のキーワードとして「よりよく」を挙げていて、本年4月に着任して以来、よりよい学校教育を目指して着々と取り組んでいることがわかりました。どのように変容していくのか興味深いところです。

続いて、桝田校長に案内されて校舎内を見て回りました。この日は体育館で2年生から6年生の交通安全教室が開かれていて、高島平警察署の方々がゲストティーチャーとして登壇されていました。ちょうど動画(自転車の安全な乗り方)を見ているところでしたが、児童は夢中になって見入っていました。地域の皆さんにさまざまな形で関わっていただいて教育活動を行うことができるのは、とても有難いことですので感謝しています。

体育館を出て1年生の教室に向かいました。道徳の授業では、先生がわかりやすく発問し、児童の考えを引き出していました。1年生が小学校に入学してから約1か月経ちましたが、落ち着いた雰囲気の中でしっかりと学びに向き合っている児童の姿が見られ安心しました。
ふらっと訪問では、最後に校長先生とのツーショット写真を撮影するのですが失念してしまいました。次回訪問した際に撮影します。
末尾に、本校のコミュニティ・スクール委員会では、令和7年度の第1回委員会の時に保護者、地域の皆さん、教員が2グループに分かれて「SWOT分析」を行ったとのことです。SWOTのSはStrength(強み)、WはWeakness(弱み)、OはOpportunity(機会)、TはThreat(脅威)で、強みや弱みを洗い出し可視化して、(1)弱みを改善できる策があるか検討する、(2)強みである学校の良さをさらに伸ばす方策を検討するという分析だそうです。とても充実した熟議になったようですが、それらを生かしてまずは「防災」の切り口から学校と地域を「よりよく」していく取り組みを実践していくのでしょう。今後の教育活動が楽しみです。
(記・長沼豊教育長)
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