板橋第五小学校(令和8年1月15日訪問)
教育長訪問記
1月15日(木曜日)板橋第五小学校を訪問しました。学校整備月間の点検のためです。この点検は、同行した教育委員会事務局の職員2名が副校長や事務職員とともに校舎内の整備点検の箇所を見て回り、私は校長に案内されて授業を見たり、校長室で学校経営の話を聞いたりするものです。1校あたりおおよそ1時間程度で行っています。
本校の教育目標は「ともに高め合う子 学びを楽しむ子 明るくたくましい子」で、目指す学校像は「授業と学校生活が楽しい学校 見通しをもって主体的に取り組む学校 違いを受け入れ、互いに協力できる学校」です。
今年度(令和7年度)の校内研究の主題は「トライ&エラーを重ねて、楽しく学ぶプログラミング ~友達と関わり、粘り強く課題解決を図る児童の育成」となっています。そのため、西谷校長に案内されて校内をまわりましたが、ほとんどの時間はプログラミングの授業をしている2年生の教室にいました。
上の写真は授業のねらいや内容、流れがわかる板書です。「True Trueのこきゅうをみきわめよう!」という主題の授業で、児童が班ごとにミニロボットを動かして課題を達成するものです。「隊員のやくわり」とありますが、班の中で児童の役割が固定しないように(例えば一人の得意な子が毎回どんどん進めてしまうというようなことがないように)、毎回班内の役割を変えているのです。
本時のめあては「むげんじょうからだっ出しよう!」で、どこかで聞いたことのあるような、子どもの興味を引く工夫がなされています。ちょうど伺った時には、班ごとにプログラミングしたものを実際に動かしてみるという場面でした。先生が1班の実践を見てみようと呼びかけ、全員が1班のところに集まり、ミニロボットがうまく動いてゴールまで行くことができるかを見守りました。実際、うまくいって拍手がおこりました。
写真のようにミニロボットは手のひらサイズで、低学年の児童でも扱いやすいものです。指示カードをミニロボットに読み込ませて動かすタイプなのでパソコンが不要です。指示カードには「直進」「ライトの点滅」「繰り返し」「数字」「回転」などがあり、数字は繰り返す回数などの時に使うようです。ひとつの課題をクリアすると、次の課題が用意されているので、児童たちは夢中になって取り組んでいました。
授業の末尾には振り返りの時間があり、シートに記入していました。どのようなことが達成できたのか、課題は何だったのかを、授業を振り返って書くようになっています。これにより、児童は自分の学びを客観視することができ、次の時間に生かすことができます。これも板橋区授業スタンダードの特長です。
本校では、このように低学年からプログラミングの授業を積極的に取り入れており、興味深い授業が行われていました。
校長室には西谷校長が前任の成増ヶ丘小学校で児童と取り組んだFIRST® LEGO® League Challengeの成果であるトロフィー(日本の全国大会や国際大会での入賞のもの)が並んでいました。FIRST® LEGO® League Challengeとは、9歳から16歳の青少年を対象とした国際的なロボット競技会です。1998年に米国のNPO法人「FIRST」とレゴ社によって設立され、日本では2004年から開催されています。子どもたちが科学技術に親しみながらチームで取り組む活動は、プログラミング教育、アクティブ・ラーニングの実践であり、21世紀型スキルを身につけるのに適した教育プログラムであるとされています。
令和7度からは本校の児童も加わって一緒に活動しています。国際大会を目指して各部門の課題に取り組んでいますので、これからの活躍が楽しみです。
校舎の玄関には3つのCが掲示されていました。児童にChance(チャンス)、Challenge(チャレンジ)、Change(チェンジ)の3つを推奨し「よい結果 大きく成長」を促している標語です。元気が出そうな言葉だと思います。私も行動指針として「3つのC」、Challenge(チャレンジ)、Catch(キャッチ)、Create(クリエイト)を提唱していますので、Challenge(チャレンジ)は共通していることがわかり、嬉しく感じました。
本校の教育活動の益々の発展を期待しています。
(記・長沼豊教育長)
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