徳丸小学校(令和7年9月8日訪問)
教育長訪問記
9月8日(月曜日)徳丸小学校を訪問しました。教育長フラット訪問になります。
本校は教育目標として「創造 よく考えてやりぬく子ども」「敬愛 なかよく助け合う子ども」「健康 明るくじょうぶな子ども」を掲げて教育活動を行っています。目指す学校像は「共に創る幸せな学校」で、児童、保護者、地域、教職員それぞれの立場から考える「幸せな学校」を考え、創っていくことを目指しています。私は令和6年7月に教育長に着任して以来「教育は人が幸せに生きるためにある」と掲げて教育行政に携わってきましたので、嬉しく思っています。
当日は到着後、稲木校長に案内されて校舎内を回って各学級の授業を見ることができました。どの教室でも児童たちが熱心に学びに向かっている姿がありました。学校全体に穏やかな空気が流れているという印象です。
下の写真は高学年の教室で見た机ですが、机上の空間を広げる器具が装着されています。近年では教科書が大型化しており、一人一台端末を利用する授業も多いため、机の広さが課題になっていますが、この器具のおかげでかなり助かっているとのことです。

また、本校では授業スタンダードSの取り組みを積極的に取り入れているとのことです。授業スタンダードSとは児童生徒の主体的な学びを取り入れた学習で、私が令和6年7月に着任して以来、推進を図ってきた授業形態です。SはSelf(自分で)とSelect(選択する)の頭文字です。児童が授業の中で、学習する内容や方法、ペースなどを選んで学ぶことができます。何を選べるかは授業によって異なります。校長室では、この授業スタンダードSについて、稲木校長とじっくり話し合いました。

上の写真は、板橋区内の全小中学校(天津わかしお学校を除く)に設置している「STEP UP教室(特別支援教室)」の前の表示です。
下のほうには「Super Talent Educate Room(STERスター)」と書かれてあり、先生方の思いが伝わってくる掲示です。

上の写真は、校長先生の考え方をわかりやすく児童に伝えるための掲示物で、教室内に掲示されていました。ABCD(あたり前のことを ばかにしないで ちゃんと できる子)は、わかりやすい標語ですし大切なことだと思います。また、「まよったらゴー!」というのは私自身も心掛けているため、共感しました。
今回の訪問を通して、本校が落ち着いた雰囲気の中で教育活動が行われていることがわかり、安心しました。今後は授業革新による学力向上についても期待しています。
(記・長沼豊教育長)
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