志村第二中学校(令和8年3月19日訪問)

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ページ番号1062917  更新日 2026年4月2日

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教育長訪問記

 3月19日(木曜日)志村第二中学校を訪問しました。令和7年度卒業証書授与式に区を代表して参列するためです。

 卒業生が拍手に迎えられて入場し開式。山口校長から卒業証書が卒業生一人ひとりに壇上で授与されました。証書は中学校の課程を修了したことの証です。

写真:卒業式の式場(体育館)
卒業式の式場(体育館)


 続いて山口校長による式辞は、藤原和博氏の「ジグソーパズル型」学力から「レゴ型」学力へと転換していくことの必要性を引用されたお話でした。これはジグソーパズルのようにピースを当てはめて決まりきった正解を導き出すのではなく、レゴのように自分で設計して正解を創り出すことが求められるというものです。AIが台頭する時代にはますます人間が思考して取り組むことの重要性が増します。他者と協働するスキルも必要です。


写真:卒業式の式次第
卒業式の式次第


 その後、板橋区長・板橋区教育委員会からの告辞、板橋区議会からの来賓祝辞、祝電の披露がありました。

 在校生の「送る言葉」は8年生の代表生徒によるもので、学校行事、生徒会活動、部活動などさまざまな場面で、先輩である9年生から常に学ばせてもらったと力説されました。

 その後、卒業生が後ろ向きに席を変えて在校生と向き合う形になって、在校生が心を込めて合唱を届けました。


写真:在校生の合唱を聴く卒業生
在校生の合唱を聴く卒業生

 そして、いよいよ式のクライマックス、「別れの言葉」は卒業生代表の二人が登壇してのスピーチでした。前半は3年間のさまざまな出来事を、エピソードを交えてのお話、後半はお世話になった人々へのお礼の言葉でした。先生や保護者への感謝の言葉は時おり涙声になり、会場の生徒からもすすり泣きが多数聞こえました。感動的な式のフィナーレに向かっていきます。

 卒業生全員による合唱はRADWIMPSの曲「正解」、卒業後に正解のない社会に巣立っていく生徒にぴったりの曲です。その歌詞は山口校長の式辞の内容とも連動したものになっていました。体育館に響き渡る歌声は堂々としていて、卒業後の新しい生活への決意を表明しているかのようでした。会場からは大きな拍手が送られました。

 

 余談ですが、私が本校に到着した際、本校担当のスクールソーシャルワーカーが車を降りた私のもとに駆け寄って来られました。ずっと不登校だった生徒が今日は来ていますと、笑顔で。ずっとその子に関わってこられたのでしょう。嬉しい気持ちが伝わってきました。その生徒は堂々とした態度で校長先生から卒業証書を受け取ったのを私も確認しました。

 子どもを誰一人取り残さないという考えで教育行政を進めていますが、板橋区の教育は、このような素敵なスタッフによって支えられているのだということを再確認しました。このような話は地味で、成果として語られることはあまりないのですが、一つ一つの関わり、人と人との関わりを大切にすることは教育の原点ですので、この場を借りて紹介させていただきました。


写真:山口校長(左)と
山口校長(左)と

 山口校長は令和7年度をもって退任となります。板橋区の校長として永年にわたって貢献されたこと、この場を借りて御礼申し上げます。先生は「幸せの学校づくり」を実践されました。その証拠に、本校の生徒は「普段の生活で幸せを感じることがある」という割合が、全国平均よりもはるかに高い数値なのです(全国学力・学習状況調査)。いつも笑顔を絶やさないお人柄が、学校全体を太陽のように照らしていたのではないかと拝察しています。私は「教育は人が幸せに生きるためにある」と提唱してきましたので、本校の成果は嬉しく思います。

 山口先生の前途ご多幸をお祈りします。

 

 卒業生の皆さんの輝かしい未来に幸多かれ。活躍を期待しています。



(記・長沼豊教育長)

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