2015年10月1日 小学校鑑賞教室(1)「江戸時代の方法で描いてみよう」

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ページ番号4001037  更新日 2020年1月28日

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9月30日(水曜日)、小学校鑑賞教室「江戸時代の方法で描いてみよう」が開催され、区内の小学校より5年生59人が来館しました。

開催中の古美術展にあわせ、江戸時代の絵師に入門したつもりの美術館体験です。
まずは会場で作品を観察。当時、絵画技術の基礎は模写によって身につけたので、絵をよく観察することは大切です。

続いて講義室へ移動し、孔雀石・藍銅鉱などの色石を用いた絵具づくりを体験しました。
研磨剤を用いて石を擦ると、次第に色がでる様子に歓声がおきました。
そこに定着剤を混ぜると、手作り岩絵具のできあがり。
作りたての絵具で和紙の扇面に描きます。
銀箔に似たアルミ箔による砂子散らしも体験しました。
最後にあらかじめ授業で作った印章を捺して完成です。

まったく同じ方法ではありませんが、昔の絵師たちがどのような絵具で描いていたのか、体感できたのではないでしょうか。

写真:小学校鑑賞教室の様子1

写真:小学校鑑賞教室の様子2

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。