2015年4月11日 近代日本の社会と絵画 戦争の表象 開幕・ギャラリートーク
本日から館蔵品を中心とした「近代日本の社会と絵画 戦争の表象」展がはじまりました。
戦後70年という節目を迎える本年、この展覧会では、30人の画家による100点の作品で「戦争」の体験と表現を検証しています。古沢岩美や浜松小源太、寺田政明など板橋区ゆかりの画家の作品も充実しております。
本日は1回目のギャラリートークが開催され、28名の方が熱心に耳を傾けてくださいました。写真は、担当学芸員が新海覚雄の《貯蓄報国》について解説しているところです。郵便局を描いたこの絵は、一見したところ戦争の色が感じられませんが、絵の細部まで見てみると庶民の銃後の暮らしが浮かび上がってきますので、会場でじっくりご覧いただきたいと思います。
次回のギャラリートークは、4月26日(日曜日)午後2時00分から開催します。ご参加お待ちしております!
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