2015年7月11日 広松由希子さん講演会

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ページ番号4001081  更新日 2020年1月28日

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本日は、ボローニャ国際絵本原画展の絵本研究家の広松由希子さんにお越しいただき講演会「3.11以降の絵本を読む」を開催しました。東日本大震災以降に国内で出版された絵本を中心に、独自の視点で選んだ絵本を丁寧に読み解いてくださいました。
広松さんは、3.11以降の絵本を幅広い視点で捉え、「定点観測」を続けていらっしゃいます。さらには、震災をきっかけに生まれた絵本だけでなく、すでに出版されていた絵本でも、震災の経験によって読み手の受け取り方が変わってくるという側面にも注目されていました。
震災から4年4か月、思い出し、問い続けなければならないことがまだまだあります。さまざまな読み方を促し、考えるきっかけとなる絵本をご紹介いただきました。絵本は、作者や出版社が意図することだけでなく、大きな社会の流れの中から生まれてきているのではないか、というお話も印象的でした。(聴講約40人)

写真:講演会の様子


ボローニャ展がオープンしてから雨続きでしたが、この週末は夏らしいお天気のようです。みなさまのご来館をお待ちしております。

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電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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