2015年5月17日 近代日本の社会と絵画 戦争の表象 ギャラリートーク第4回

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ページ番号4001097  更新日 2020年1月28日

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今日は五月晴れの気持ちよいお天気でした。
4回目のギャラリートークが行われ、約20名の参加がありました。

今回は第2展示室の様子をお伝えします。

渡辺武「風化」(1939年)、森堯之「風景」(1938年)をご紹介しました。

二人は帝国美術学校(現・武蔵野美術大学)の出身で、シュルレアリスム風の作品を発表し、独立美術協会や美術文化協会に出品するなどして活動していました。共に召集され、渡辺は沖縄で、森はミャンマーで戦闘に参加し、亡くなっています。

写真:ギャラリートークの様子1


続いて新人画会に参加した画家たちの作品から、松本竣介の小品「鉄橋近く」(1943年)、「りんご」(1944年)です。

当館では2008年に「新人画会展」を開催しました。靉光、麻生三郎、糸園和三郎、井上長三郎、大野五郎、鶴岡政男、寺田政明、松本竣介の8人の画家が1943年に結成した会です。

本年11月には、新人画会のメンバーである井上長三郎と、彼の妻・照子の回顧展「20世紀検証シリーズNo.5 井上長三郎・井上照子展」を開催します。こちらもぜひご期待ください!

写真:ギャラリートークの様子2


次回のギャラリートークは展覧会最終日の6月7日(日曜日)午後2時00分から行います。

本展の会期は残すところ半月ほどとなりました。どうぞお見逃しのないようご観覧ください。

このページに関するお問い合わせ

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〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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