2015年7月30日 夏のアトリエ3日目

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ページ番号4001067  更新日 2020年1月28日

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夏のアトリエも中日。2日目の終わりに与えられた課題について、参加者のみなさんは色々と考えてきたようです。中には、朝早くから来てアイデアを練る人もいました。
最初にクラースさんから、ストーリーボードを作る際の具体的なアドバイスがありました。そして自身の絵本を例に、構図の工夫や暗示や繰り返しの取り入れ方やその効果について詳しくお話くださいました。クラースさんによれば、作者はそれぞれの絵本の「ボス」であるとのこと。お話の展開や描き方次第で、絵本がどのように読まれるか変わるのです。

写真:アドバイスするクラースさん


その後、クラースさんと森泉さんが参加者のアイデアを丁寧に見てまわりました。クラースさんはそれぞれのストーリーを理解し、物語の展開や構図などについても具体的な助言を与えます。ときには面白いアイデアに大笑いしたり、うーんと一緒に悩んだり。
難しい課題を前に、それぞれアイデアを固めるだけでも時間がかかります。そこで締め切りを延ばすことにして、明日のみんなの進み具合を見て新たに時間を設定することになりました。
パラドックスがテーマの今回の課題。タイトルは7つの中から選び、ページ数も決まっているし、使える色も黒と1色だけ。さらに時間も限られています。でも、制限があることでむしろ創造性が発揮されることもある、とクラースさん。
明日は4日目。どんな作品が出来上がるのか楽しみです。

写真:生徒の作品を見るクラースさん

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