2015年8月4日 出品作品の紹介2
ボローニャ展には今年5人の台湾のイラストレーターが入選しています。そのうちの一人、リュウ・シーゴンさんの「バスに乗って」は、台湾ですでに幼児向けのボードブックとして出版されています。小さな赤いバスが、乗客たちををそれぞれの家に送り届け、最後に自分もお家に帰るというお話は、自動車の大好きな息子さんのために作ったものだそうです。展覧会では、ポスターカラーで描かれた原画を5点展示しています。
絵本も展示室で見られますので、小さな赤いバスを探しながらページをめくってみてください。雨が降れば乗客たちがバスに傘をさしてくれたり、お母さんバスとお父さんバスが出迎えてくれたり。子どもたちも主人公のバスの気持ちになって楽しめそうな絵本です。
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