2014年12月21日 特別ギャラリートーク 駒形克己さん

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ページ番号4001148  更新日 2020年1月28日

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本日は、デザイナーで造本作家の駒形克己さんにお越し頂き、特別ギャラリートーク「駒形克己と見るイエラ・マリ展」を開催しました。本展のディスプレイの一部や図録のデザインをご担当くださった駒形さんは、アメリカで活動していた頃にイエラ・マリの絵本に出会い、グラフィックや本を手がける同じデザイナーとして、その作品を深く理解されています。また、おもにヨーロッパでは、イエラ・マリやブルーノ・ムナーリらとともにお名前を挙げられることもしばしばで、デザイナーの作る絵本としてその作品はよく知られています。
今日は、駒形さんがアメリカで入手したイエラ・マリ絵本を手に、イエラの構図やトリミング、余白を多くとった画面構成、色指定での印刷など、駒形さんならではの見方を、展覧会場で存分にお話いただきました。絵本の作り手としての駒形さんのお話、みなさん興味深く聞いていらっしゃいました。
最後には、ご自身がかかわっているプロジェクトに触れ、デザイナーとしてどのような仕事を残していくべきかといった、デザインの本質にかかわるお話で締めくくりました。

写真:会場の様子


数週間前に開催が決まった特別ギャラリートークでしたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。(参加約70名)

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