2014年3月2日 ギャラリートーク2回目

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ページ番号4001287  更新日 2020年1月28日

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写真:ギャラリートークの様子


本日、ギャラリートークが開催されました。
狩野家の系図についてのお話の後、長男・狩野探幽の作品「雪中梅竹鳥図襖」へ。余白をたっぷりとった画風は、探幽ならではの様式です。画面左の余白に遊ぶ、1羽のオナガドリの目線にもぜひ注目してください。つづいて尚信の作品へ。44才の若さで亡くなってしまったため、現存する作品が少ないことでも知られていますが、次男坊らしく、表現の中にどこか自由さも感じられるということです。最後のトリをつとめたのは、三男・安信の作品「竹虎図屏風」です。とても大きな屏風で、トラの表情が何ともユニーク。あまり絵が上手でなかったともいわれる安信ですが、この表現を見ていると、けっしてそうではなかったことが伺えます。当館の陳列ケースが小さいため、片隻ずつの展示となってしまいましたが、とても迫力があります。今日は小雨の降る寒い一日でしたが、たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます。次週も開催いたしますので、ぜひご参加ください。なお次週3月9日(日曜日)は、「日曜美術館」のアートシーンにて本展が紹介されます。こちらもぜひご覧ください。(聴講約40名)

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板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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