2014年7月30日 ティーンズ絵本のアトリエ1日目

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4001209  更新日 2020年1月28日

印刷大きな文字で印刷

写真:会場の様子


本日、ティーンズ 絵本のアトリエが開催されました。
講師は、横浜美術大学准教授の宮崎詞美さんです。
この講座では中高生が絵本作りのコツを学びながら、3日間で1冊の絵本を作り上げます。

本日はその初日。制作に取りかかる前に、先生から本の各パーツの役割や製本の仕方、色々な絵本に使われている技法についてレクチャーを受けます。
みんな普段よんでいる絵本がどのように作られているのか興味津々。
先生のお話をしっかり丁寧に追っている姿が印象的でした。

講義が終わったらいよいよ制作に突入。
まずはプランシートに、題名・どんな人に向けたどんな絵本なのか、といった計画を書き込んでいきます。
最初の講義で具体的なことを学んで作りたいもののイメージが固まったのか、全員が予想以上の早さでプランシート記入を終了。
その後の具体的な中身をサムネイルに書き込んでいく台割や、表紙のアイディアスケッチも、早くて繊細。
みんな物語と絵が同時に浮かんでくるようで、あまり迷いが見られません。
時折、見本として置いてある絵本を参考にしながら、着実に黙々と制作が続きます。

残り1時間半ぐらいのところで、みんなの進度に合わせて先生がいよいよダミー本の作り方を説明。
平面のスケッチと、実際に本の形になった紙に書くのとはまた印象が全然違いますので、この作業で内容をより具体的に詰めていき、本番に備えます。
見開き1つに1つのシーンを描く子や、映像的にいくつも絵を描いていく子、絵本自体に仕掛けを作る子など、同じ講義や過程を経ていても絵本の形は様々。

早くも完成品が楽しみです!

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。