2014年9月7日 種村季弘の眼 ギャラリートーク
「種村季弘の眼 迷宮の美術家たち」展ギャラリートークが開催されました。(参加20名)
本展は7章で構成されており、写真は「第1章 種村季弘という迷宮」に展示されている今道子《種村季弘氏+鰯+帽子》(個人)について説明しているところです。
魚など食べ物を使って洋服などのオブジェをつくり撮影する今さんのアトリエを種村さんが訪ねた時に生まれたこの作品は、ポスター等のメインビジュアルに使われています。
第1章では、マックス・エルンスト《ニンフ・エコー》(新潟市美術館)、パウル・クレー《死者たちはテーブルのご馳走につられてやってくる》(個人)のほか、種村季弘の著作の挿画や表紙になっている、加納光於《パラケルスス頌あるいは足よ疼く飛沫を辿れ》(個人)、鈴木慶則《高橋由一風鮭》(千葉市美術館)を通して、「種村季弘という迷宮」の入口に立っていただきます。
「第2章 夢の覗き箱」では、実際に覗いて鑑賞する作品が展示されています。
覗かなければ見ることのできない、ごく個人的な鑑賞が楽しめます。
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