2014年7月13日 夏のアトリエ5日目

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ページ番号4001224  更新日 2020年1月28日

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あっと言う間の5日間。「夏のアトリエ」は12日が最終日でした。午前中までは制作を続け、午後は各自の作品のプレゼンテーションです。参加者の多くが、前日の帰宅後も制作したり、展開を考え直したり、あるいは朝早めに来て制作を続けたり。5日間で絵本を完成させることは目指していませんし、スタートラインに立つことがこのワークショップの目的ではありますが、でも、できる限り制作を進めてプレゼンテーションにのぞもうと、みんな必死です。
午後2時、部屋を片付けて、ラジオ体操でリラックスしたら、プレゼンテーションの始まり。一人3分間で作品を紹介します。それに対してマグダレナと参加者から、さまざまな意見や提案があって、大きな励みとなり参考になったのではないでしょうか。

写真:ラジオ体操の様子

写真:プレゼンテーションの様子


今回は、「Homo lector」という大きなテーマに立ち向かいながら、ストーリーを考えるところから始めて、24ページの構成を練り、ラフスケッチを作り、原画を何点か完成させる人もいました。一人が1冊の絵本を作るという課題でしたが、仲間と意見を交換したり他人の作品を見ながら制作するというプロセスにはみなさん大きな刺激を受け、そしてマグダレナの優しさに溢れた対応には本当に心動かされたようです。
アトリエの最後にマグダレナは、「作品を完成させたら私に見せてください。楽しみにしています」と言って、手書きのメッセージカードと「Homo lector」のポスターを贈り、そして、両手を広げて1人1人を優しくハグしました。みなさん5日間おつかれさまでした。この夏のアトリエが、今後の制作の励みとなりますように!

写真:マグダレナと参加者のハグの様子


ちなみに通訳の森泉さんも、夏のアトリエのためにローマから来てくれました。マグダレナが最後に「みんな私のこと優しいって言うけど、アヤミ(森泉さん)がうまく訳してくれるおかげかもよ!」と言っていた通り、講師と通訳と参加者がみんなで一緒に作り上げるワークショップです。

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