2014年12月3日 イエラ・マリ展 作品紹介4

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ページ番号4001160  更新日 2020年1月28日

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この作品紹介2・3でご覧いただいた写真のとおり、イエラ・マリの原画はモノクロで描かれたものが多く、たとえば『あかいふうせん』(1967年)も、原画だけ見ると「黒い風船」なので、ちょっとびっくりするかもしれません。

印刷所に原画を渡す際には、トレーシングペーパーを原画の上にかぶせ、どの部分を何色で印刷するか指示を書き込みました。展覧会場ではトレーシングペーパーを重ねた状態の原画も少し紹介しています。写真は、『たべちゃうぞ』(1980年)の一場面。トレーシングペーパーには、トラの頭部を色分けして印刷するよう指示が書き込まれています。

写真:『たべちゃうぞ』の一場面


モノクロで描いて色を指定して印刷するという手法は、ディック・ブルーナが「うさこちゃん」を描くときにも使っています。ハッキリと色や輪郭線を印刷することができます。

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。