2014年8月16日 対談「ボローニャからの報告2」

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4001195  更新日 2020年1月28日

印刷大きな文字で印刷

本日は対談「ボローニャからの報告2」が開催されました。
毎年春にボローニャで開かれる四日間のブックフェアはとっても大きなイベントです。ブックフェア会場も大きいのですが、実は町のあちこちでこの時期には関連する展覧会やワークショップなどが開催されます。ということで、今日は、長い間ボローニャ展の担当をしている当館の松岡と、日本の絵本と世界の絵本を広い視野でご覧になっている絵本評論家の広松さんの二人が、自身で見て来たボローニャについて対談形式で報告しました。

写真:対談の様子


たくさんの写真を見ながら、イラストレーター展から始まり、ボローニャ・ブックフェアのさまざまな側面をお話しました。例えば、児童書のノーベル賞とも言われるアンデルセン賞やリンドグレイン賞も、ボローニャ・ブックフェアの場を使って受賞者発表がありますし(今年は上橋菜穂子さんがアンデルセン賞作家賞を今年受賞されました)、毎年ゲスト国の展示(今年はブラジル)や、作家やイラストレーターの講演会や対談もブックフェア内でいっぱい行われます。
ブックフェア会場の外で行われるイベントについても。とくに今年は刀根里衣さん、三浦太郎さん、駒形克己さんといった日本の作家さんの展覧会もありましたし、アルゼンチンの作家イソールさんの展示など、気になるイベントがたくさんありました。この町中でのイベントは、毎年なかなか回りきれる量ではないのです。
たった四日間ですが、ボ ローニャ・ブックフェアは、参加する人の関心や仕事によって、見るべきものや受け取る情報が全く変わるような、多面的で巨大な場所です。イラストレーター 展(ボローニャ国際絵本原画展)は、ブックフェアにとっては一部分なのですが、板橋区立美術館のボローニャ展も、色んな情報や出会いが集まる場でありたいと思っています。
(聴講約70名)

写真:ブックフェアの様子1

写真:ブックフェアの様子2


写真:ブックフェアの様子3

写真:ブックフェアの様子4

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。