2014年12月20日 ブックトーク 岡村志満子さん

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ページ番号4001149  更新日 2020年1月28日

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本日は、デザイナーで絵本作家の岡村志満子さんのブックトークを開催しました。
このほど岡村さんが出版した『サンドイッチいただきます』と『フルーツケーキいただきます』は、ページを重ねることで楽しむ絵本。ページの幅をだんだん狭くすることで、めくるごとにサンドイッチやケーキの具が増えていきます。ページをめくるという動作や本の形態そのものが、絵本の内容や展開とぴったり結びついています。

写真:会場の様子

写真:紹介された絵本


岡村さんは、ダミー本なども見せながら、出版社との出会いや、絵本の仕掛けについてお話くださいました。さらに、会場に駆けつけてくれた担当編集者さんも、出版に至るまでの秘話を披露してくださいました。本は、出版社と作家が一緒に生み出すものですが、岡村さんもやはりこれらの絵本を編集者さんと一緒に仕上げていったと語っていました。岡村さんは、デザインの仕事の一方で、絵本作りを続けています。最初のアイディアをどのように形にしていくのか、デザイナーとしての考え方が絵本作りにも生かされているようです。寒い雨の一日でしたが、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。(参加約15名)

これで3回のブックトークが終了しました。1冊の絵本が生まれるまでのさまざまな物語、楽しんでいただけましたか?たまたまイエラ・マリ展のために来館して参加してくださった方もいました。30分という気軽さもよかったかもしれませんね。

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