2017年9月30日 ギャラリートーク3回目

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ページ番号4000734  更新日 2020年1月28日

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本日9月30日(土曜日)「館蔵品展 江戸の花鳥画」のギャラリートークを行いました。(参加者29名)
絶好の行楽日和の中、お集まり下さってありがとうございました。

第1展示室では、江戸狩野派による花鳥画をご紹介しました。
幕府の御用絵師らしさあふれる堂々とした作品から、舶来した中国絵画に影響を受けた作品まで、屏風作品を中心に多彩な表現をご覧いただきました。
写真は、狩野養信《群鹿群鶴図屏風》の説明をしているところです。
養信が水戸徳川家の命で描いた、来舶画家の沈南蘋(しんなんぴん)の作品を模写をした屏風で、羽の柔らかさまで伝わりそうな写実的な表現に目を奪われます。

写真:作品鑑賞の様子1


こちらは、第2展示室で沈南蘋の画風に影響を受けた「南蘋派」の作品を説明しているところです。
花や鳥、魚などを本物のように描く、南蘋派独特のリアルな表現に、思わず身を乗り出してしまいます。
そのほか、江戸琳派のさらりとした表現や、桜画を専門とした女性の絵師である織田瑟々(おだしつしつ)の作品にも注目が集まりました。

写真:作品鑑賞の様子2


詳しい作品の説明は板橋区立美術館公式ツイッターや古美術のインスタグラムでもご覧頂けます!

ギャラリートークの最終回は、10月7日(土曜日)です。
午後2時から30分程度、参加無料、申込不要です。

どうぞ気軽にお立ち寄りください!

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。