2017年5月13日 「パレットの上はどんな色?」第1回

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ページ番号4000798  更新日 2020年1月28日

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本日は技法入門シリーズ、「パレットの上はどんな色?」が開催されました。
講師は画家の山本晶さんです。
16人の方が参加されました。

写真:山本晶さん


今回の講座では、遊びながら描くことを通して、色について知ってみます。
色彩理論にとらわれず、日常的な体験や、今まで自分の中で培ってきた色の感覚を思い出して表現します。 

今日のテーマは、「味を色で表現する」。
味覚を色で置き換えます。
甘い、辛い、苦い、すっぱい、渋い、など思いつく味覚から3つを選びます。
その味覚から想像できる色の絵具を白い画用紙に塗って、オリジナルの色紙をつくります。
「お茶の渋さ」「いちごの甘さ」「レモンの酸っぱさ」など、さまざまな色紙ができました。

写真:制作風景1


次に、自分で作った色紙と、市販の色紙を使って、一つの味覚の配色を作ります。
フリーハンドではさみやカッターでカットし、配置を考え、作った配色の上から白紙の「窓」をあてて、構図を選びます。
決定したら糊で貼り、A4サイズに切り抜いて完成です。

写真:制作風景2


最後に出来上がった作品を並べて鑑賞しました。
「桃の甘さ」「唐辛子の辛さ」など参加者の方それぞれのテーマで、色と形を使い表現しました。

写真:作品鑑賞の様子


続きはまた来週。
次は「身の周りの色のパレット」を作ります。

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電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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