2017年7月16日 加藤休ミさんと兼森理恵さんによる講演会

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ページ番号4000770  更新日 2020年1月28日

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クレヨン画家の加藤休ミさんと、らいおんbooks編集部の兼森理恵さんにお越しいただき、「『ぼーると ぼくと くも』と一緒に、ボローニャ・ブックフェアに行ってみた!」と題して講演会を開催しました。
昨年出版された絵本『ぼーるとぼくとくも』の作者・加藤さんと、編集を担当した兼森さんが、一緒に絵本を作るまでのやりとりと、完成した絵本をもってボローニャ・ブックフェアを訪れた思い出を、対談形式で楽しくお話くださいました。

写真:講演会の様子1


『ぼーるとぼくとくも』は、兼森さんにとっては初めて編集した絵本、加藤さんにとっても雲を描くというのは新たな挑戦だったということ。
以前からお互いよく知っていたお2人ですが、実際に一冊の絵本を作る際には、どのように意見を伝え合うか試行錯誤だったそうです。
そして昨年秋頃、ボローニャのブックフェアに2人で行ってみようということになりました。

トークの後半は、出来上がった絵本を携えての2人のイタリア旅行のお話になりました。
同じフライトに有名人が乗っていたというエピソードから始まり、詐欺に遭いそうになったり、ジェラートを食べたり・・・
そして世界中の絵本があつまるブックフェア。現地では、2人でイベントをやったり、各国のブースを見学したり、短いけれど盛りだくさんの旅となりました。
お2人にとっても、絵本という共通点でこれほど大きな規模とエネルギーで開催されるブックフェアは刺激となったようで、しきりに会場のみなさんにもボローニャ行きをすすめていました。

写真:講演会の様子2


写真:講演会の様子3


カリスマ書店員として、当館のボローニャ展では何度もお話してくださっている兼森さんですが、今回は編集者の立場としての登場。
加藤さんもとってもお話が上手で、冒頭から会場を沸かせてくださいました。
絵本作りや旅を通して、ますます息もぴったりの2人、楽しく笑いの絶えないトークで、みなさんボローニャに行きたくなったのではないでしょうか!?
(聴講約40名)

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