2023年4月1日 スライドトーク2

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ページ番号4001764  更新日 2023年4月2日

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4月1日(土曜日)に椿椿山展のスライドトークを開催しました。
展示の順番にそって、担当学芸員が見どころをご紹介します。


スライドトーク1


スライドトークでは、椿山のひととなりから画題別の作品紹介、画風の変遷などについてお話しました。

椿山は肖像画の名手としても知られています。
中でも、師であり生涯にわたって敬愛した渡辺崋山の肖像画は必見です。
その画稿からは、12年もの歳月をかけて何度も推敲を重ねた姿が垣間見られます。
肖像画として仕上がったのは、崋山の十三回忌のときでした。
崋山愛用の螺鈿の机に手をかけている特徴ある肖像画で、十三回忌に参列した人々は生前の崋山と対面するような気持ちになったと想像されます。
 


スライドトーク

スライドトーク

スライドトーク


弟子の浅野梅堂が評価したように、椿山の作品は「くせがない」と言われます。
椿山の色彩のグラデーションのつけ方、淡い色調の繊細さは見れば見るほど美しいので、そのあたりもじっくり楽しんでいただきたいと思いまず。

スライドトークは、
4月9日(日曜日)いずれも14時00分~14時30分
にも開催します。
定員40名、参加無料、申込不要です。
4月4日(火曜日)から後期展示になりますので、ご紹介する内容も一部変更します。
ご参加お待ちしております!

(参加者:32名)