2023年7月26日 小学生絵本づくり講座「しかけ絵本をつくろう!」1日目

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ページ番号4001789  更新日 2023年7月27日

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夏休みに入り、小学生向けの絵本づくり講座が始まりました。ボローニャ展の恒例のイベントで、3日間かけて参加者それぞれが1冊のしかけ絵本を作ります。講師は、絵本作家でデザイナーの岡村志満子さんです。岡村先生は毎年さまざまなしかけ絵本を教えてくれます。今回のテーマは「ガバっとひらく大きなしかけ」。絵本を開くと、真ん中から大きく広がるしかけを使って絵本を作ります。

午後2時、暑い中、小学生のみんなが集まってきてくれました。あいさつをしたら、さっそく絵本づくりを始めます。しかけはちょっと難しいので、まずは練習して仕組みや作り方を学びます。岡村先生と一緒に、紙を折ったり、切ったり、糊で貼ったりして、最初に上に広がるしかけを教えてもらいました。糊の付け方や、貼り方など、気を付けるポイントがたくさんあります。次に、ちょっと折り方を変えて、横に広がるしかけを教えてもらいました。さらに、そこに切れ込みを入れて追加のポップアップを付けることもできます。
しかけの練習ができたら、いよいよ自分の絵本の制作です。今回は、3見開き以上の絵本を作り、その中に1つ以上は「ガバっとひらく大きなしかけ」を入れます。まずは絵コンテに場面ごとの絵を鉛筆で下描きします。虫や海の生き物をテーマにしたり、オバケの絵本にしたり、好きなキャラクターを登場させたり。自分の絵本のどの場面にしかけを入れるのか考えながら、それぞれの絵コンテが出来上がったら、本番用の色画用紙を選んでもらいました。
午後4時、1日目の講座は終了です。2日目は色画用紙で本描きです。暑い日が続きますが、頑張りましょう!

 

しかけ絵本1-1

しかけ絵本1-2

しかけ絵本1-2