2023年4月8日 椿椿山展トークイベント
4月8日(土曜日)に椿椿山展のトークイベント「画家と関東のパトロン」を開催しました。
タイムテーブルは
【13時00分~13時30分】
「はじめに 椿山のネットワークについて」 印田由貴子(当館学芸員)
【13時30分~14時00分】
「美術を支えた人々 ―群馬の場合―」 太田佳鈴氏(群馬県立近代美術館学芸員)
【14時00分~14時30分】
「吉澤松堂と高久靄厓・大橋淡雅・椿椿山のネットワーク」末武さとみ氏(佐野市立吉澤記念美術館学芸員)
【14時30分~15時00分】
「近代におけるコレクターと絵画受容」橋本慎司氏(栃木県立美術館副館長兼学芸課長)
―15分休憩
【15時15分~16時15分】対談
という長丁場のイベントでした。
作品(絵)の背景にある依頼主や受容者に注目して、講師の先生にお話していただきました。
椿山は江戸で活躍した画家ですが、その弟子や作品の注文者は全国各地にいます。
今のようにインターネットや電話がない時代でも、想像以上に広いネットワークを使って活動していました。
それは椿山だけでなく、ほかの画家も同様です。
各講師の先生方のお話によって、江戸時代の豊かな交友関係の一端を感じていただけたと思います。
ご参加くださり、ありがとうございました。