2025年3月22日 スライドトーク1
本日、開催中の「エド・イン・ブラック」展の関連イベントとして、スライドトークを開催しました。
本展覧会では黒を視点にさまざまなテーマを設けて、江戸時代の絵画の豊かさや文化についてご紹介しています。
展示作品の中から、いくつか作品をピックアップしてご紹介しました。
例えば与謝蕪村《闇夜漁舟図》(公益財団法人阪急文化財団逸翁美術館蔵)では、闇を表現するために墨の諧調を細かに変化させています。
また、鈴木其一《暁桜夜桜図》(黒川古文化研究所蔵)は対で比較するとより作品を楽しく鑑賞することができます。
時間の変化の描写、墨の動かし方の対比など、ぜひ展示室でその美しさとともに楽しんでいただきたい作品です。
ほかにも黒の化粧や、少し変わった作品の黒の使い方についてご紹介しました。
本日はご参加くださり、ありがとうございました。
(参加者68名)