2026年7月16日 夏のアトリエ3日目

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ページ番号4002075  更新日 2026年7月17日

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夏のアトリエ3日目、早くも折り返し地点となりました。「オブジェとしての本」に取り組む個人制作については、家で考えたり作業している参加者もいるようです。

さて、この日も午前中は共同制作です。二人一組になって絵本の2ページ分を作り、それを10組分つなげてジャバラ絵本にします。テーマは「マクロとミクロ」。離れた視点で見たものと、近づいて見たものを、それぞれのページに表現します。たとえば、マクロでは部屋の全体を描いたら、ミクロではそのどこかの部分にズームインします。今回の技法はコラージュ。色画用紙を沢山用意し、その中から3色以上の色を2人で選びます。ヤラさんは、色はあまり多すぎない方がいいと言います。別の紙にスケッチをするのはいいけれど、鉛筆やペンは使わずに、紙を切るときも線は引かないように指示がありました。使うのは、台紙となる白画用紙、色紙、ハサミ、カッター、糊だけです。くじ引きでペアを決めたので、まず席を移動し、何をどんなふうに描くかを考えたり、色紙を選んだりしていきます。一緒に2枚を制作するペアと、マクロとミクロを一人ずつ担当するペアがありましたが、相手と相談しながら制作をするのは新鮮な体験だったようで、和気あいあいとした雰囲気となりました。制作時間はたっぷり2時間。ですが、話し合いには意外と時間がかかり、切ったりちぎったり、配置をいろいろ試したりしていると、いつの間にか残り時間は減ってゆきました。
12時30分頃に作業を終え、 出来上がった12セット(2セット作ったチームが2つありました)をテーブルに乗せて鑑賞しました。公園とそこにある時計の文字盤のアップ、町の情景とそこを走る車の中の様子、人の顔とその一部の毛穴、自転車とペダルの部分など、たくさんの作品が出来上がり、他のチームの思いがけないアイデアや色の組み合わせを一緒に楽しみました。
お昼休み中に色合いや構図を考慮してみんなで並び替えて、テープ留めしてジャバラ本に仕上げました。これで、ふたつの共同制作が出来上がりました。

ランチ後の14時からは、いつものように個別の作業です。ストーリーが決まってダミー本を作り始めている人もいれば、別のアイデアを思いついてスケッチを描き直している人もいて、みんなの机の上は小さなアトリエのようになってきました。ヤラさんと森泉さんが、何人かの進捗状況を確認して回ってくれました。制作に行き詰ったときに、相談に乗ってくれる人がいるというのは、心強いですね。

15時ころから、2日目にはできなかったポートフォリオレビューの時間となりました。森泉さんは、ほぼ同時通訳で参加者とヤラさんの言葉を伝えてくれています。ヤラさんは、個別の作品に対して具体的にコメントをしてくれることもありますが、ときには制作全体に対するアドバイスをくれることもあり、みなさんのこれからの活動の道しるべになるかもしれません。

3日日からは、16時以降も美術館に残って作業を続ける参加者が出てきました。これも、夏のアトリエの後半らしい雰囲気です。ヤラさんと森泉さんも、残っている参加者たちの制作の相談を受けたり、ポートフォリオレビューを続けたりしてくれています。暑さとともに、疲れもたまってくるころです。

コラージュでの制作の様子
二人で色画用紙を切って制作をする
出来上がったジャバラ絵本
2日目の共同制作の絵の前にジャバラ絵本を飾りました

午後の個別制作の様子
午後は黙々とそれぞれ絵本のアイデアを考えます
ポートフォリオレビュー
ポートフォリオレビューの様子