2026年8月8日 犬島典子さんのこどもアトリエ

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4002087  更新日 2026年8月8日

印刷大きな文字で印刷

8月8日には、デザイナーの犬島典子さんを講師に、こどもアトリエを開催しました。
犬島さんはデザイン事務所10に所属し、これまでにたくさんのポスターや広告などを手掛けてきました。当館のボローニャ展のポスターのデザインも実は犬島さんが長らく担当していますし、絵本のデザインもしています。今回は、子どもの身近なものもデザインしている犬島さんと一緒に、「切り抜いた形で絵本を作ろう」と題してワークショップを行いました。

このワークショップは、犬島さんがご自身のお子さんと一緒にやったことのある工作からアイデアが生まれました。折り紙を何回か折って、鉛筆で好きなように線を引き、その線に沿ってハサミで切り、開いてみると思いがけない形が表れます。それをじっと見てみると、いろいろなものに見えてきます。何かに見た立てて白い画用紙に貼り、3場面作ったら貼り合わせて絵本にします。
やり方を説明するために、犬島さんが子どもたちの前で紙を切って開いてみると、子どもたちは「ちょうちょ」「くわがた」「けむし」など、形から思い浮かんだものを言ってくれました。

子どもたちは何をするのかすぐに理解し、席に戻って自分の制作に入りました。好きな色の折り紙を1枚手に取ると、さっそく折ったり切ったりし始めました。折り方は、きれいに角を合わせて折ってもいいし、わざとずらしたり、細長く折ったりしても、開いたときに面白い形が出来上がります。切り方も、直線、波線、ギザギザなどいろいろです。親子で切り抜いた形を一緒に使ったり、何色かの折り紙を使ったり、それぞれの家族でそれぞれ違う作り方をしていたようです。大人のみなさんも一緒に制作してくれたので、楽しい形がどんどん出来上がり、子どもたちはいろんなものに見立てていきました。

3~5場面ほどできたところで、ページを貼り合わせ、背の部分にテープを貼って補強をして本の形にしました。子どもたちは出来上がった本を嬉しそうに眺めて、表紙に題名や絵を描き、全員が1冊ずつ完成させることができました。

最後に発表会をして、犬島さんがページをめくりながら、ほかの子が作ったものもみんなで楽しみました。犬島さんにとっても、想像を超える作品がたくさん出来上がりました。今回のワークショップは、折り紙、画用紙、ハサミ、のり、鉛筆という、とてもシンプルな道具と材料だけで行いましたが、子どもたちは飽きることなく、集中して制作を続けてくれました。デザイナーの犬島さんらしいワークショップとなりました。ありがとうございました。

犬島さんが作った見本

子どもたちの制作の様子

子どもたちの制作の様子

発表会の様子