2026年9月5日 さっぱり こってり 江戸絵画展 美術講座

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ページ番号4002098  更新日 2026年9月6日

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館蔵品展「さっぱり こってり 江戸絵画」展の関連イベントとして、美術講座(ワークショップ)を開催しました。
「さっぱり」「こってり」という対照的な画風の作品を楽しむ展覧会なので、これらの擬態語にちなんで、「オノマトペで楽しむ江戸絵画」というテーマで、作品の鑑賞を楽しみます。

まず、展覧会の見どころをご紹介しました。特に、今回まとめて展示を行った「泥絵」について詳しくお話しました。「泥絵」は、安価な絵具に胡粉と膠を混ぜて江戸名所などを描いたもので「こってり」の要素を多く持ちながらも、ぬけるような青空などにより仕上がりは「さっぱり」しています。近代の洋画家・岸田劉生も泥絵を好み、その日記にも「土呂畫」を購入したことに喜ぶ様子が記されています。
続いて、「オノマトペ」について説明しました。オノマトペとは「キラキラ」「シーン」「じっくり」など、擬音語・擬態語をあらわします。そのうえで、展示作品をオノマトペで表す練習をしました。また、今回の展示では、ふだん見慣れないような作品も並んでいるので、そのような絵との出会いも大切にして頂きたいと思い、絵を見る楽しみ方のヒントもお伝えしました。

座学を終えたあとは、2階の展示室で作品を見て、それぞれ作品について感じた音や声、状態についてオノマトペを考えます。一つの作品について、(1)絵そのものが持つオノマトペ、(2)絵を見た自分の気持ちのオノマトペ、について見つけに行きました。そして、何人かの方にそれらについて発表していただきました。普段とはちがう絵を見る視点や、人によってとらえかたが異なり、興味深い共有の場になりました。

さいごに、実習用の掛軸をつかって、掛軸の取り扱いについて学びました。箱から取り出し、掛け軸をかけて、はずして、箱に仕舞い終わるまでの方法について、2つのチームに分かれて実際に掛軸にふれて練習をしました。

参加者の皆さん、ありがとうございました。
この展覧会では、キャプションにオノマトペをつかったものがいくつかありますので、展示室でもオノマトペをお楽しみいただけます。

 

座学の様子

展示室でオノマトペを探す1

展示室でオノマトペを探す2

展示室でオノマトペを探す3