前野小学校(令和3年7月7日訪問)

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ページ番号1033701  更新日 2021年7月13日

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教育長ぶらっと訪問

今日は前野小学校を訪問しました。金子校長先生、井上副校長先生と子どもたちや先生方の様子、保護者、地域の方々からの学校への温かいご協力などについてうかがうことができました。その中でも金子校長先生は、iCS(板橋区コミュニティ・スクール)の充実ぶりを目を輝かせながらお話してくださいました。特に、ドッピー教室(放課後学習教室)は昨年度から、iCSの発案で月に数回、一人一人の子どもたちの力に応じた学習指導を進め、学習が分かる楽しさを味わわせたり、できる自信を持たせたりして、子どもたちが自ら学習しようという意欲を育むことを目的に、ほぼマンツーマンでの指導に当たってくださっています。今日も、その教室が開かれていて、様子を拝見することができました。子どもたちはリラックスしながら、自分のペースで指導に当たってくださる先生と学習を進めていました。指導スタッフも常時10人ほどいらしていただけるということで、本当に感謝する取組です。

 

1年生の国語の時間は、大切な大切な言葉の学習である拗音(小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」)の学習でした。板橋区では「読み解く力」(情報を認識し、思考し、表現する力)を小学校中学校9年間を通して育てていくことを大きな柱としています。そのスタートで、1・2年生において、拗音や促音(小さい「っ」)、長音(伸ばす音)の確実な習得をめざしています。今日の授業でも、先生がていねいに分かりやすく、そして手拍子を取りながら指導されていました。子どもたちの楽しそうな表情が印象的でした。

 

5年生の国語の時間では、物語文について文章に沿って読み取り、自分の考えをしっかり「書く」時間に出合いました。前述しましたように、「読み解く力」の育成の鍵となることのひとつは、自分の思いや考えを「書く」ことであります。先日の文部科学省の学力学習状況調査においても、記述式の問題が、国語、算数共に数題ずつ出されていることからもその重要性は明らかです。今日の学級では、鉛筆の走る音が耳に残り、どの子もワークシートに真剣に記述している姿が見られました。もちろん先生は、個別に子どもたちの指導に当たっていました。

 

6年2組では、1組の先生が社会科の授業をしていました。板橋区では小中一貫教育の充実を図るために、できる範囲で小学校高学年での教科担任制(中学校のように教科ごとに教える先生を分ける)の導入に向け取り組んでいます。本校ではそれを先進的に取り組んでくださっており、1組では、2組の先生が道徳の授業をされていました。中学校へ向けての準備段階として、また子どもたちにとっては多くの先生と出会えることによる学習意欲の向上、先生方にとっても指導する教科の減少による負担減など、この取組の良さがあると考えています。

 

前野小 ドッピー教室(放課後学習教室)の様子
iCSの発案で月に数回実施していただいている
ドッピー教室の様子です。
前野小 1年生の国語の授業
手拍子のリズムに乗って、楽しみながら
学習していました。

前野小 5年生の国語の授業
自分の考えを「書く」ことは「読み解く力」
の育成につながります。
前野小 6年生社会科の授業
本校では教科担任制の導入を先進的に
取り組んでいます。

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電話:03-3579-2603 ファクス:03-3579-4214
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