紅梅小学校（令和3年11月1日訪問）

教育長ぶらっと訪問

学校の改修に取り組んでいる紅梅小学校を訪問しました。校舎は出来上がり、現在プレハブ校舎の取り壊しにかかっており、来年4月以降は校庭使用も含めて完了するとのことでした。校舎内が素敵になり、図書室と資料室を合体させてオープンスペースとした空間がいろいろな用途に使えるかなと思いました。小宮校長先生、山下副校長先生から、地域の方々、iCSスタッフのみなさまの紅梅小学校への温かい思いをいろいろお聞きする中で、改めて“地域とともにある学校”の重要性を感じました。

1年生が学習発表会に向けて「スイミー」の練習に体育館で取り組んでいました。4人の先生方の元気いっぱい、明るさいっぱいの雰囲気に子どもたちも一生懸命それぞれの役割を演じていました。コロナ禍の中で、各学校が工夫を凝らして、学校行事に取り組んでくれています。

4年生の教室では外国語科（英語科）の授業が行われていました。本校の舛谷先生は英語の専科教員として、文部科学省や東京都教育委員会の研修等に積極的に参加し、板橋区の外国語指導をリードしてくださっています。今日も、子どもたちの活躍の場面がたくさん見られ、楽しそうに英語でやりとりする子どもたちの姿がとても微笑ましかったです。

本校は、質の高い授業の実現をめざすとともに、中学校の教科担任制へのバトンをつなげる意味からも高学年での交換授業を行っています。6年生は、1組と3組、2組と4組で、理科と社会の2教科を分担し、1人の先生が自分の学級と他の学級の2つで社会か理科の授業を行うシステムを取っています。板橋区立小学校ではこういったシステムを来年度からどの学校でも行っていこうと考えています。3組の子どもにこういった授業はどうですか、と尋ねると、いろいろな先生に教えてもらえるので楽しいとの答えを返してくれました。