板橋第三中学校(令和3年9月10日訪問)

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ページ番号1035172  更新日 2021年9月15日

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教育長ぶらっと訪問

板橋第三中学校を訪問しました。武田校長先生、中井副校長先生より本校の先生方のGIGAスクール構想の実現に向けての熱心な研修意欲と、自主的な研修会が行われ、学校全体のICTスキルの向上が見られていることのお話をうかがい、うれしくなりました。

 

本校には、学校に来にくい、教室に入りにくい子どもたちのために、SBS(Step by Step)ルームを設置し、自分のペースで学習はもちろんですが、読書、絵を描く、コンピュータ学習、おしゃべりなど自分のしたいことができる居場所を確保しています。火曜日と金曜日には、大学生や大学院生の方々がいらして一緒に過ごしてくれる素敵な場所です。今日は4人の子どもたちが、3人のスタッフさんたちと楽しそうに自分の学びに取り組んでいました。

 

8年生の英語の授業では、「本文の内容を理解し、音読ができる」というめあての達成に向けて、コンピュータの録音機能を利用して、各自が音読(もちろん英語で)していました。この音読の録音が、先生のコンピュータに送られ、先生が一人ひとりの音読を聞きながら、評価したり個別指導に使うそうです。こういう使い方もあるのかと学ばせてもらいました。

 

板橋区では、「読み解く力」(文章や図表等を認識し、そこから考え、考えたことを文章等に表現する力)を育てるために、「教科書を用いて、教科書で学ばせる」機会を授業時間の中に意図的に組み入れる授業づくりをめざしています。先生が一方的に解説するのではなく、子ども自身に教科書から課題解決に導かせる時間を確保している授業です。8年生の社会科の授業では、教科書をじっくり読みながら、疑問に感じたことや解決したい課題をミライシードの「オクリンク」というアプリを活用して、先生に発信し、先生はそれらを見ながら、子どもたちの声を拾いながら授業に生かしていました。また、7年生の理科の授業では在宅で授業配信を受けている生徒のうち希望する生徒は「Jamboard」(ジャムボード)を使用してグループワークに参加したり、友達と意見共有を図ったりしていました

本校の一人一台端末を活用した授業は、いろいろなアプリケーションを活用して充実した内容でした。

 

板三中 SBS(Step by Step)ルーム
教室に入りにくい子たち等のための居場所づくり
にも力を入れています。
板三中 英語の授業
先生が一人ひとりの音読の音声を確認する
こともできるようになっていました。

板三中 社会科の授業
生徒一人ひとりがしっかり考える時間も
授業の中で確保しています。
板三中 社会科の授業
アプリを活用して、生徒の声を拾いながら
授業を進めていました。

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