志村第五中学校(令和3年12月1日訪問)

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ページ番号1036656  更新日 2021年12月7日

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教育長ぶらっと訪問

志村第五中学校を訪問しました。校長室で、関校長先生、後藤副校長先生より子どもたちの日々の様子や先生方の奮闘ぶりをいろいろお聞きしました。中でも、コロナ禍の中、子どもたちが落ち着いた雰囲気で授業に臨んでいるとのお話が印象的でした。

 

新しい学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」という学習方法が強く問われており、それを実現する方法として、板橋区立学校では、板橋区授業スタンダードにそった授業を進めることを推進しています。本校では、本時間のめあて(目標)や1時間の流れが明記され、個人での学習や集団での学習を取り入れた板橋区授業スタンダードにそった授業が多く行われ、子どもたちも真剣に学習に臨んでいる様子が見られました。

 

本校では、英語と数学については、2学級を3つの学習集団に分けた少人数指導を実施して、学力の定着・向上をめざしています。数学の反比例の授業をのぞきましたが、少人数だからこその先生と子どもたちの楽しそうなやりとりに目を細めました。一人の発言を他の子がフォローしている場面も見られました。

 

英語の授業では、教科書の会話部分をペアで仲良く読み上げていました。英語は「読む」「書く」「聞く」「話す」という4つの活動を授業の中にバランスよく組み入れるよう、さまざまな活動が行われています。令和4年度の都立高校の入試には、「話す」観点からの「スピーキングテスト」が加わってきます。

 

板橋区授業スタンダードで大切にしている活動が、授業の最後に1時間の自分の学習を振り返る活動です。この活動は、1時間の授業で分かったことや分からなかったこと、次の時間に学びたいこと、友達とのかかわりなど、自分の学びを客観的に見取る「メタ認知能力」の育成のためにも重要なものです。ただ、授業が延びがちでなかなかこの時間を取ることが難しいこともあるのですが、本校はこの活動にも力を入れていただいております。

 

 

志五中 今日の授業の目標と流れ
今日の授業の目標や流れがきちんと黒板に
示されています。
志五中 少人数の数学の授業
少人数指導だからこそできるきめ細やかな
指導が実施されていました。

志五中 英語の授業
実際に「英語を話す」ために必要な力を育てる
ために授業も工夫しています。
志五中 状業の最後の振り返りの時間
学びの定着につなげるため、授業の最後に
「振り返り」をすることを取り入れています。

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