下赤塚小学校（令和元年6月10日訪問）

教育長ぶらっと訪問

梅雨入りの雨の中、下赤塚小学校を訪問しました。今年度足立区立花畑小学校から異動された本間篤子校長先生と、川田知子副校長先生に温かいお迎えをいただきました。本間校長先生からは子どもたちの明るく元気な様子や、先生方の日々の頑張りについてお話を伺いました。

私から区立小中学校の全児童・生徒に伝えた「三匹のかえる」をアレンジした掲示物が各教室にありました。「考えること、まちがえること、振り返ること」の大切さを子どもたちに伝えていただきたいとの思いを強くしました。

1年生の教室では国語の授業が行われていました。黒板に今日の学習のめあてが明記され、電子黒板には教科書が提示され、素敵な学習環境の中、先生の音読の後を子どもたちが指で読む場所を指しながら元気よく読んでいる声に子どもたちの成長の跡がうかがえました。

素敵な学習テーマを見つけました。「要旨をまとめて、自分の考えを発表しよう。」円柱形、強い、速い、多様、共通性をキーワードにして150字以内でまとめる、という課題です。今年度も全国学力学習状況調査で字数を制限して自分の考えや要旨を表現する問題が出ています。ぜひ各校でもこういった取組をしてほしいと思いました。その課題に向けて熱心に取り組む子どもたちの姿が印象的でした。

算数の少人数指導（本校は、2つの学級を3つのグループに分けていました）では、子どもたちが自力で解決している時間に、先生が個別指導にじっくり対応している様子を見ることができました。