2021年3月20日 講演会「建部凌岱の生涯と画業」

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4001551  更新日 2022年3月20日

印刷大きな文字で印刷

本日3月20日(日曜日)に講演会「建部凌岱の生涯と画業」を開催しました。
講師は当館学芸員の植松有希です。

講演会の前半は建部凌岱の波乱に満ちた生涯についてお話しました。

画像1

弘前藩の家老の家に生まれながらも、兄嫁との道ならぬ恋の噂により20歳で出奔し、俳諧や片歌、文学などで活躍していった凌岱。生涯を追っていくと有り余る才能がよくわかります。

後半は展示中の作品を中心に画業について紹介しました。

画像2

画像3

本展では、自画賛の作品や花鳥画、山水画、版本などを展示しています。
代表作の「海錯図」は凌岱の個性が表れたユニークな作品です。同時代の版本や文学からの影響などもお話しました。

今回の講演会は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事前申込制にしました。
参加できなかった方は、会期中の4月9日(土曜日)、16日(土曜日)の午後2時からスライドトークにぜひお越しください。

展覧会は4月17日(日曜日)までです。どうぞお見逃しなく!