2022年7月9日 ゲームデザインに学ぶ絵本作り2日目

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ページ番号4001609  更新日 2022年7月12日

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7月9日には3日制の講座「ゲームデザインに学ぶ絵本作り」の2日目を開催しました。

1日目(前週)には、シンプルな形の色紙を使って表現する課題を行いました。それをふまえて、2日目はキャラクターづくりに挑戦です。技法は、1日目と同じく、色紙を切って丸・三角・四角を作り、それらを組み合わせるというもの。講師のからさわさんからの課題は、「生き物+職業」でキャラクターを作ること。この課題は1日目の最後に発表されたので、どんなキャラクターにするか考えてきた方も多かったようです。でも1時間ちょっとの制作時間はあっという間。紙を切って形を配置してみるものの、ちょっとずらしたり、形を切りなおしたり、色を変えたり… 実際に手を動かしてみると迷いが出てくるようです。みなさん集中して作業にのぞみました。

発表では、キャラクターを他の参加者に見せて、生き物と職業をあててもらいました。前週に学んだシンプルな形や、語りすぎない表現が生かされ、からさわさんも舌を巻くような作品もありました。

その後、ゲームデザインの現場でよく使われる「アフォーダンス」という効果について学びました。これはゲームに限らずデザインする上で有効な手法であり、絵本作りにも使えるものです。

そして最後に、次週の課題、4場面でストーリーを語る絵本について説明がありました。技法はこれまでと同じく色紙を切って、丸・三角・四角の形を組み合わせて制作します。シンプルな形と色で表わすことで、見る人に伝わる絵本作りを目指してもらいます。習ったばかりの「アフォーダンス」の効果を取り入れることも忘れずに!

徐々に課題の難易度が上がっていきますが、参加者のみなさんは各課題の意味や目的を理解して制作にあたっているので、最後の課題でもいいものができそうで楽しみです。

ゲームデザイン2日目1

ゲームデザイン2日目2