2022年9月24日 古楽ハープ演奏会

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ページ番号4001711  更新日 2022年9月24日

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9月24日(土曜日)に、2階展示室にてハープの演奏会を行いました。

演奏者は、古楽ハープの演奏者である小坂理江さんです。

小坂さんはグレゴリオ聖歌との出会いや吟遊詩人の旋律、中世の多声音楽などから、古い時代の音楽に傾倒され、イギリスに渡りトリニティ音楽院古楽科で声楽を、ギルドホール音楽演劇学校大学院古楽科でハープを学ばれました。

展示室では、桃山~江戸初期に制作されたと考えられている、日本人が西洋風の画法で描いた「西洋風俗図」12面を展示しており、小坂さんはこの時代に縁の深い曲を中心に7曲演奏してくださいました。

最古のキリシタン版(『サカラメンタ提要』)に楽譜が載る静かな曲からはじまり、天正遣欧少年使節が帰国後に豊臣秀吉の前で披露したという曲や楽しく軽快な踊りの曲、さらには隠れキリシタンの曲(オラショ)まで、さまざまな美しい音色を奏でてくださいました。

ハープの響きが洋風画ととけあう、まさに「ハープがつなぐ音楽と絵画」の、豊かな時間となりました。

台風による雨で非常に不安定な天候となりましたが、
13時00分~13時30分 21名
15時00分~15時30分 29名 のお客様が、ハープの音色に聴き入ってくださいました。

小坂さん、すばらしい演奏をありがとうございました。

演奏

演奏

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