2022年12月4日 こどもアトリエ「やってみよう!ステンシル」

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ページ番号4001726  更新日 2022年12月6日

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三浦太郎展開催中ということで、今回のこどもアトリエの講師には三浦太郎さんをお招きしました。三浦さんは、展覧会でもご紹介しているように、2014年よりステンシルを使った作品制作を続けています。こそで、子どもたちにもステンシルを使った絵に挑戦してもらうことにしました。

寒い時期ですが、元気いっぱいの子どもとご家族が集まりました。制作に入る前に、三浦さん自身による絵本の読み聞かせから。「くっついた」とぞうちゃんシリーズの2冊を読みながら三浦さんが語りかけると、子どもたちも興味津々で受け答えをしていました。
その後は、いよいよ制作です。最初に、ステンシルがどんなものか説明するために、実際に三浦さんが「ワークマンステンシル」の制作に使ったステンシルを見せてもらいました。
今回はステンシルも手作りします。不要になったクリアファイルをハサミで切り開き、大小6枚のシートに切り分けます。そこに丸、三角、四角をペンで描き、ハサミで切り抜けばオリジナルのステンシルの出来上がり!小さな子たちも頑張って切っていました。
使う画材は色鉛筆。まずはステンシルの練習です。くり抜かれた形をなぞったり、その中を塗りつぶしたりしているうちに、すぐにコツをつかんだ子どもたちには、夢中になってステンシルで絵を描き始めました。
さて、次は本番です。今回はステンシルを使って鳥を描きます。紙に引かれた1本の線は電線です。でも、丸、三角、四角で鳥になるのでしょうか。最初に三浦さんが描いているところをみんなで見てみると… 形を組み合わせることで、あっという間にかわいらしい鳥が描けました。
みんな席に戻ってさっそくそれぞれの鳥を描き始めました。メガネを掛けていたり、帽子をかぶっていたり、横向きだったり、前向きだったり。羽根の大きな鳥、ふわふわの鳥、ペンギン、ヒヨコ…。中には、丸い形で卵を描いた子もいました。
完成したみんなの絵を壁に1列に貼ると、長い電線に、カラフルな鳥たちがとまっているようです。最後には、鳥かご模様の特製の袋に入れて、三浦さんから1人1人に手渡してもらいました。

丸、三角、四角だけでも、それぞれの鳥が描けましたね。三浦さんの作品も、シンプルな形を組み合わせたり、型紙を使ったりしたものがよく見られます。みなさんも、いろんな絵の描き方を試してみてください。

こどもアトリエ1

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こどもアトリエ3

こどもアトリエ4

こどもアトリエ6

こどもアトリエ5