板橋第三中学校(令和6年11月1日訪問)

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ページ番号1055261  更新日 2024年11月19日

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教育長訪問記

 11月1日(金曜日)板橋第三中学校を訪問しました。同校で「身近な教育委員会」(注1)が開催され、武田校長先生から、校則をたった1つ「Be Gentleman」にした考え方と経緯についてお話を伺いました。先生は生徒の自律を掲げ、校則改革に取り組まれました。その勇気に敬意を表します。まさに私が重視している「3つのC」(注2)(Challenge・挑む)(Catch・つかむ)(Create・創る)を実践されているからです。この他に同校では部活動改革にもいち早く取り組み、基本的に土日には部活動は行っていません。

 当日は教育委員会の前に2校時の授業を公開していただきましたので参観しました。どの授業も「板橋授業スタンダード」で重視している、授業の「めあて」を冒頭で確認する授業になっていました。ある先生の授業では、めあてが黒板ではなく端末の裏に書かれていました。ユニークなアイディアです。

写真:授業風景
授業のめあてが教師の端末の裏に

 どの授業でも生徒が意欲的に参加している姿、先生がしっかり授業を展開している姿が見られました。


写真:教室風景
1時間の授業の見通しがわかりやすい板書

 学校全体として、服装や持ち物などの細かい校則がなくても特に変わったこともなく、整然とした雰囲気があり、校則がたった1つでも十分に成り立つことが理解できました。そこには生徒を信じて任せる先生方の意志と、それをしっかり理解し行動している生徒の実践があるのだと感じました。

写真:SBSルームの入口
SBSルーム


 校内の教室以外の居場所であるSBSルーム(Step by Stepの略)には沢山の生徒がいましたが、それぞれが自分の課題に取り組んでいました。なかには休み時間にも関わらず集中して学習している生徒の姿もありました。校内の居場所の存在意義を感じます。


(記・長沼豊教育長)

注1:身近な教育委員会とは、教育委員会を身近に感じることができるようになる取組として実施しているもので、区民・保護者の関心が高いテーマを取り上げて参加者と熟議などを行います。令和6年度は2回(5月と11月)開催しました。

注2:長沼教育長が掲げる「3つのC」とは、Challenge(挑む)、Catch(つかむ)、Create(創る)で、常に挑戦し続けること、ニーズをしっかりつかむこと、その上で新しい実践や価値を創っていくことを重視しています。

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教育委員会事務局 教育総務課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2603 ファクス:03-3579-4214
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