高島第二中学校(令和7年2月20日訪問)

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ページ番号1056530  更新日 2025年3月17日

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教育長訪問記

 2月20日(木曜日)高島第二中学校を訪問しました。教育長ふらっと訪問になります。

 本校の教育目標は「持続可能な社会の創り手となる人間の育成をめざす」で、その4つの柱は「自ら考え判断し 主体的に行動する」「社会の一員として自覚し すすんで貢献する」「自他を尊重し 多様性を理解する」「よりよい社会をめざし 新たな考えを創造する」です。

 小泉校長に案内されて、校舎内を見学しましたが、ちょうど定期試験の前で、また9年生は都立高校入試の直前ということもあって、どの教室でも、いい意味で緊張感のある空気を感じました。

写真:国語の授業でビブリオバトルの動画を視聴
国語の授業でビブリオバトルの動画を視聴

 上の写真の学級では、国語の授業でビブリオバトルの高校生の全国大会の動画を視聴していました。ビブリオバトルとは、参加者がそれぞれ自分が推薦する本をプレゼンテーションで紹介し討論して競うもので、ビブリオ(書籍)+バトル(戦い)の合成語です。話術が上手な高校生でしたので、私も話の中身に引き込まれました。その動画を視聴したあと、本を選び、発表の準備をして、実際にバトルをする単元のようです。本時は「ビブリオバトルの準備 原稿を完成させる」でした。板書によると、班(6人程度)で発表、クラスで発表、学年で発表と続くようで「聞き手が読みたくなるような工夫をする」と記されていました。楽しみながら、本の内容を深く理解することや、他者にわかりやすく伝えることを通して表現力を高めることなど、さまざまな教育的意義を含んだ取り組みだと思います。


写真:定期試験前の振り返りの授業の様子
定期試験前の振り返りの授業


 上の写真の学級は、定期試験前というもあって「みんなで対策問題を考え、テスト範囲の総復習をしよう」という社会科の授業でした。一人一台端末に入力して問題を出し合うスタイルのようでした。問題を考えるというのは良い取り組みで、なぜなら学習した内容を理解していないと問題は作成できないからです。単なる試験対策にとどまらず、個々の生徒が学習した内容を振り返って整理し、習熟する契機となります。どのような問題を作成したのか、知りたくなりました。


写真:空間が工夫された校内別室の様子
空間が工夫された校内別室

 区内の全中学校には教室に入りにくい生徒向けに、教室以外の居場所が設置されていますが、本校でも上の写真のような校内別室が用意されていました。入ってみると綺麗に装飾されていて明るい雰囲気でした。机・椅子もゆったり配置されていて、居場所として居心地の良い環境整備がなされていると感じました。

 全体的に、試験前の緊張感とともに、落ち着いた雰囲気の中で、しっかりと学びに向き合う生徒の姿が見られました。多様性に対応しながら生徒の学びの質の向上に取り組んでいる先生方の姿には頼もしさを感じました。いかにして生徒たちに自信を持たせるかが鍵になりますので、今後の実践も期待しています。

 余談になりますが、この日は本校を含めて3校(小学校2校、中学校1校)を訪問しました。いつもふらっと訪問の最後に行っている校長との2ショット(副校長も交えて3ショットの場合も)の撮影を失念してしまったため写真を掲載できません。次回訪問した際に撮影します。


(記・長沼豊教育長)


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