金沢小学校(令和6年12月6日訪問)
教育長訪問記
12月6日(金曜日)金沢小学校を訪問しました。教育長による「ぶらっと訪問」になります。
飯田校長に案内されて校舎内を見学させていただきました。どの教室に入っても校長先生が子どもたちに気さくに話しかけているのが特徴的で、普段から声掛けを頻繁に行っている様子がうかがわれました。下の写真の教室では児童が音楽に合わせてダンスを踊る姿を校長先生に見せているところです。校長先生も一緒に踊っていました。笑顔があふれる教室です。

校長先生は毎朝、門の前に立って児童に挨拶をしていて、会話を交わしコミュニケーションを図ると、子どもたちも自然と笑顔になるそうです。気になる子には勇気づける言葉をかけるとのことです。私が訪問した際も、廊下や教室で自然な形で児童に声をかけています。その関係性が全体に波及しているのか、学校全体が明るい雰囲気に包まれ活気に満ちているという印象を持ちました。

児童数が千人を超える大規模校であっても、一人一人を大切にする教育が可能であることを示してくれています。上の写真は児童の下校時の様子ですが、児童が次々に校長先生のところに集まってきて、楽しい会話が始まっていました。

校長先生いわく、孫とおじいちゃんのような関係を自身が楽しむことで、子どもたちも楽しくなり、先生方も活躍しやすくなるのではないかとのことです。学校が楽しいということを校長先生が先頭に立って示し、それが全体を優しく包み込むような空気になっていると感じました。大規模校でありながら不登校の児童数が一桁というのも頷けます。
(記・長沼豊教育長)
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