志村第五小学校(令和6年12月10日訪問)

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ページ番号1055680  更新日 2024年12月24日

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教育長訪問記

 12月10日(火曜日)志村第五小学校を訪問しました。学校整備月間にかかる学校訪問に同行する形です。教育委員会の職員が整備状況の確認をしているあいだ、島田校長に案内されて校内の見学をさせてもらいました。

 本校の基本方針は「楽しい・分かる・できる授業」「つながりを大切にした活動」「信頼される学校」で、特につながりを重視して、学級活動の話し合い(学級会)に力を入れて2年間研究をしてきたとのことです。

写真:他の学年の児童からのメッセージカード
他の学年の児童からのメッセージカード

 学級での話し合い活動にじっくり取り組んだ結果、児童が自分たちで自分たちの生活を良くしていきたいという気持ちが芽生え、さまざまなことを実践していくことになったそうです。例えば、お互いの良いところを見つけて、学年を超えてメッセージカードを送る取り組みがそれです。


写真:学級活動での話し合い(学級会)の様子
学級活動での話し合い(学級会)


 学級の雰囲気も変わり学力が上がったともいいます。これは、児童同士のコミュニケーションが強まり、お互いがお互いを認め合うことができると、教科の授業のペアやグループなどの協働学習がスムーズに進み、結果的に良い学びが進んでいくことになるからです。すると学校生活全般が楽しくなり、もっとみんなと関わり合いたいという好循環が生まれます。

 学級活動を含め、児童会活動、クラブ活動、学校行事は総称して特別活動と呼ばれますが、私も日本特別活動学会の前会長としてずっと重視してきています。学会に所属している全国各地の先生方からも、本校と同じように特別活動を重視して取り組んだ結果、学力が向上したという声が届いています。

写真:学校行事(音楽会)に向けた各自のめあてを掲示
学校行事(音楽会)に向けた各自のめあてを掲示

 地域とのつながりもさかんに行われていて、学校のホームページは一日に約700回も閲覧されるそうで、保護者や地域のかたがよく見てくれるとのことです。まさに保護者や地域とともにある学校として教育活動が行われていることがわかり嬉しく思います。


(記・長沼豊教育長)


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