2016年7月16日 ボローニャ展の木

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ページ番号4000915  更新日 2020年1月28日

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今年のボローニャ展のポスターには大きな木が立っています。これは、アート・ディレクターの柿木原政広さんがボローニャ展のために描いてくださったものです。さまざまなお仕事で知られる柿木原さんは、絵本も出版されていて、ボローニャ展のこともよくご存じです。

チラシ:2016イタリア・ボローニャ国際絵本原画展


柿木原さんは、黒いペンで定規を使って木を描き、いくつかの色のパターンを検証した結果、緑色の地に黒・白の線とオレンジの実の組み合わせとなりました。パソコン上では緑色が少し暗く見えるかもしれませんが、実際には明るくてぱっと目を引く色なのです。

観覧チケットにも同じ木が描かれています。
こちらは、切り込みと折り線が入っていて、組み立てると「50」の数字が飛び出して、木が立ち上がります。

写真:チケット


さらに、会場の階段にも、巨大な木が出現!こちらは白地に緑色の木。

写真:階段の様子


柿木原さんのイメージでは、ボローニャ展は「木の根っこ」なのだそうです。木が繁って実が成るには、根っこもしっかり張っていなければなりません。この絵の木も、よく見ると、枝葉の部分と根っこが同じボリュームを持っています。
今年はボローニャ展50回の記念の年です。ボローニャ展が、これからも、ポスターの木のように、絵本を育てる根をますます伸ばしていけますように!

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