2016年7月10日 夏のアトリエ5日目

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4000919  更新日 2020年1月28日

印刷大きな文字で印刷

夏のアトリエ5日目、最終日。4日目に発表された課題をお昼過ぎから発表することになるので、午前中は引き続き制作です。1メートル×2メートルの大画面、埋めるだけでも大変な作業です。紙を壁に貼ったり、床に広げたり、中にはあえて机で一部分ずつ描く人も。最後の課題は、普段、大きな絵を描いていない人にとっては、思いがけない挑戦だったかもしれません。

写真:制作の様子


みなさんが制作している間、初日から最終日まで、三浦さんは参加者一人一人と話をする時間もとってくれました。作品ファイルを丁寧に見ながらアドバイスしたり、制作に関して相談に乗ったり、それぞれの活動にも向き合ってくれたようです。この面談後に制作の方向性を変えた人や、大きな転機になったという人もいました。

そしてお昼過ぎ、まさにアトリエと化した部屋を大急ぎで片付けて、最後の発表の時間です。
壁には隙間なくみなさんの作品が貼り出されました。

写真:発表会の様子1


3日目までの課題も一緒に見せながら、4つの異なる課題にどのように取り組んだのか、各自が5日間の制作を振り返りました。自分の癖や枠を取り払おうとしたり、いつもとは違うスタイルに挑戦した人もいて、並べて見ることで5日間に大きな飛躍や変化が感じられることもありました。課題によっては相当苦戦した参加者もいたと思いますし、自分の作品に満足できなかった人もいたようですが、むしろそういう人の方が得るものが大きかったのかもしれないと三浦さんはおっしゃっていました。

写真:発表会の様子2


三浦さんにとっても連続講座で講師を務めるのは初めてのことだったそうですが、4つの課題は、内容もその組み合わせも、少しずつ発想力を高めながら瞬発力を鍛えてゆくのにぴったりだったのではないでしょうか。また、参加者それぞれの目指すところをしっかりと理解したうえで、温かく指導をしてくださいました。本当にありがとうございました。
キャリアも年齢もスタイルもまったく異なる19人。全員が5日間で同じ課題に向き合いましたが、それぞれこのアトリエで感じたことや学んだものは違うかもしれませんね。みなさんのこれからのご活躍を期待しています。

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。