2016年11月13日 「発信//板橋//2016 江戸-現代」展 ワークショップ参加者募集中!

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ページ番号4000853  更新日 2020年1月28日

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2016年12月3日(土曜日)から板橋区立美術館で「発信//板橋//2016 江戸—現代」展(詳しくは以下のページ)を開催します。

会期中の12月10日(土曜日)には、出品作家の人見元基・狛氏を講師にお呼びし、ワークショップ「根付の素材でアクセサリーをつくろう!」を行います。

江戸時代、男性の装身具である巾着・印籠・たばこ入れ等は、どのように持ち運んでいたのでしょうか?
和服には現代の洋服のようにポケットが無いので、根付は、それらを帯に挟んで腰に下げて持ち歩くときに、留め具として使用されていました。
大きさは手のひらに収まる程度の小さなものです。そこに驚くほど細密で多彩な表現が施されました。
かわいい動物から奇妙なものまで、ユニークな根付が数多く作られ、持つ人の個性を出すお洒落として使われていたことが想像できます。
欧米の人々を中心に蒐集されたものも多く、この日本独自の美意識は海外からも高い評価も受けています。

そのような根付の素材を使って、アクセサリーを作ってみませんか?

講師は展覧会の出品作家である人見元基・狛さんです。
彫刻家、根付作家として活動されています。
根付の素材である鹿の角、ツゲ、黒檀などを削って磨き、くぼみを作ってビーズを埋め込んでペンダントやストラップ、指輪を作ります。

根付についてのミニ・レクチャーもあります。

写真1
講師作品:人見元基・狛『止め処も無い私の夢の主(根付)』2016年、エリマキ・鹿角・べっ甲、6.5 ×3.5×3センチメートル
写真2
講師作品:人見元基・狛『スクナの両面(根付)』2016年、鹿角・べっ甲、7×3×3.5センチメートル

根付の素材でアクセサリーをつくろう!


白い鹿の角を夜叉五倍子(やしゃぶし)の実で薄い茶色や肌色に染める、「矢車染め(やしゃぞめ)」という技法も体験することができます。いわゆる草木染めの一種です。

日時
12月10日(土曜日)午後1時00分〜午後4時00分
講師
人見元基・狛(本展出品作家)
会場
当館アトリエ
対象
中学生以上
定員
15名(定員を超えた場合は抽選。)
費用
2140円(材料費含む)
申込方法

往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申し込みください。

 (1)「発信//板橋//2016ワークショップ」申込
 (2) 氏名(ふりがな)・年齢・住所・電話番号

宛先

板橋区立美術館「発信//板橋//2016ワークショップ」係

※返信面にも住所・氏名を明記してください。
※12月2日(金曜日)必着
※鹿の角は削るときに独特のにおいがします。

講師プロフィール

人見元基・狛

1985年 島根県松江市生まれ、東京都足立区在住 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了
根付作家・狛としての活動に、
2013年 「当世根付気質」Gallery 花影抄(東京)
2014年 「高円宮家所蔵 根付と宮中装束」呉市立美術館(広島)
2015年 「金井麻央・狛・中梶真武 三人展」Gallery 花影抄(東京)
彫刻家・人見元基としての活動に、
2008年 「アトリエの末裔 あるいは未来」旧平櫛田中邸(東京)
2008年 三菱地所賞
2009年 個展「楽園」GALLERY MoMo Ryogoku(東京)
2009年 台東区長奨励賞
2011年 「あにま」島根県立美術館
2012年 個展「空想寝室 〜少女と予兆〜」GALLERY MoMo Roppongi(東京)
2012年 「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ『 里山アート動物園』」(新潟)
2014年 個展「黄昏ミミック」GALLERY MoMo Ryogoku(東京)
2014年 「下町アート動物園 2014」FUMA Contemporary Tokyo │ BUNKYO ART(東京)

ご参加お待ちしております!

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。