2016年7月6日 夏のアトリエ2日目

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ページ番号4000924  更新日 2020年1月28日

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夏のアトリエ2日目。昨日すっかり打ち解けた参加者たちですが、これから出てくる課題を前に、みなさんちょっと緊張していたのでしょうか、朝は意外にもシーンと張り詰めていました。
そして、三浦さんから今日の課題が発表されました。昨日と同じ画用紙を2枚つなげて、長い画面をつくります。それを折って、両面開き(観音開き)や片面開き(片側観音開き)など、ページが広がるしかけの場面を作るというもの。1日目の課題では同じ形の画面を転換させましたが、2日目の課題は、画面の大きさの変化などが加わり、折り方や紙の向きによってさまざまな可能性が考えられます。今日も3時からの発表に向けて、参加者のみなさんは即座にアイデアを練り始め、黙々と作業。時間制限の中で作業をすることで、瞬発力も鍛えてゆきます。

写真:制作の様子1

 写真:制作の様子2


お昼休憩の後、制作途中ではありましたが、三浦さんと参加者全員でボローニャ展を一緒に見る時間を作りました。三浦さんは今年の審査員の一人です。選考時に議論になった作品や、三浦さんが推した作品、他の審査員の視点などもお話くださいました。一人でじっくりと展覧会を見るのもいいと思いますが、みんなで一緒に見るのも楽しいものです。

写真:鑑賞している様子


3時、発表の時間です。横に開いたり、上や下に伸びたり、左右に開いたり、さまざまなしかけを生かした作品ができあがりました。思いがけない展開に、見ている参加者から歓声があがることも。昨日の課題とつなげた作品にした人や、前後の物語を想像しながら制作した人もいて、絵本に発展してゆく可能性もあるかもしれませんね。

写真:発表風景


自分の描きたいものをしかけの場面に落とし込むのに悩んだり、作品を完成させても納得いかずにもう一つ作っていた参加者もいましたが、一つの課題に対してたくさんのアイデア出してゆくのも必要なこと、と三浦さんもコメントしていました。
明日はどんな課題が出てくるのでしょうか?お楽しみに!

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電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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