2016年5月7日 親子でたのしむギャラリートーク

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ページ番号4000956  更新日 2020年1月28日

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本日、親子でたのしむギャラリートークを行いました。
お子さんやそのご家族と一緒に絵の中に描かれたモノや色、感じたことをおしゃべりしながら鑑賞しました(参加者約13名)。

先日の美術館ニュース(以下のページ)でお伝えした、早瀬龍江「自嘲」の前に座ってみんなでおしゃべりしています。

ギャラリートークの様子1


学芸員:この人はどんな感情?
子どもたち:怒っている!
学芸員:どうして?
子どもたち:口がむっとしているから!
学芸員:じゃあ食べている人は誰だと思う?
子どもたち:う〜〜ん・・・

ギャラリートークの様子2


実はこの顔を食べている人は作家の早瀬さんです。
食べられている人も早瀬さん。
学芸員は早瀬さんの写った写真を見せています。

伊藤久三郎「Toleration」の前では、

ギャラリートークの様子3


学芸員:ここは何処を描いたと思う?
子どもたち:妖怪や幽霊がいるところ。なんだか怖い。
学芸員:ここは暑いと思う?寒いと思う?
子どもたち:地面がひからびているから暑いと思う!
子どもたち:空が暗いから寒いと思う!
学芸員:どんな音が聞こえるかな?
子どもたち:地面が割れる音!あと雨が降る音!

このように、絵を見て皆でおしゃべりすることで、作品を身近に感じてもらいます。
絵の中のモノや色に着目することで、季節やにおい、音はどのように想像できるでしょうか?
お子さんの豊かな想像力と発想に、大人もおどろき、新たな発見や見え方が生まれました。
トーク終了後もお子さんが積極的に保護者の方と一緒に、絵をみながらお話している姿がみられました。

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。