2016年3月17日 『子供之友』と自由学園

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4000974  更新日 2020年1月28日

印刷大きな文字で印刷

婦人之友社の創業者である羽仁もと子・吉一ご夫妻は、自分たちの理想の学校を作ろうと、1921年(大正10)に自由学園を創立しました。「生活即教育」を学園の信条としてかかげ、独自の教育を展開させて、現在も多くの人材を輩出しています。学園の校舎は、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの設計で建設され、現在は重要文化財・自由学園明日館として知られています。
1930年代以降の『子供之友』は、自由学園生徒たちの作品を誌上に掲載するなど学園との連携を深め、学園卒業生の活躍の舞台ともなってゆきました。

このように『子供之友』にゆかりの深い自由学園の方々も、婦人之友社『子供之友』原画展にお越しくださっています。先日は、女子部中等科の現役生のみなさんが鑑賞に来てくれました。村山籌子・村山知義による「三びきのこぐまさん」を子どものころに読んでいたという生徒さんもいて、それぞれに原画展を楽しんでくださったようです。

写真:作品を鑑賞する生徒たち

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。