2016年12月9日 深井隆さん展示風景

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4000839  更新日 2020年1月28日

印刷大きな文字で印刷

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展、開催中です。
今日は本展覧会のコミッショナーで出品作家である深井隆さんの展示風景をご紹介します。

今回『月の庭-旅-』という作品を展示しています。
20年ほど前から作り続けている「月の庭」と題した彫刻のシリーズの新作です。
これは禅寺にある、枯山水の庭をイメージしたものだそうです。
馬と月などをモチーフに作家自身の内にある物語や思考が込められています。

ほの暗い空間に浮かび上がる馬たちと球体。
展示室に入るとほのかにくすのきの香りがします。
床や壁に落ちた影の形も面白いです。

深井さんは、ぜひ彫刻の周りを歩き回って、対話をしながら見て頂けたら、と語られています。
静謐な空間に身を置いてご覧ください。

深井隆作品 展示風景 撮影:大谷一郎 「発信//板橋//2016 江戸-現代」


写真:作品の一部アップ

作家プロフィール

深井隆(ふかい たかし)

1951年群馬県生まれ、板橋区在住、東京藝術大学美術研究科彫刻専攻修了。2013年「物質と彫刻」(東京藝術大学大学美術館陳列館)、2013年「国際木彫芸術交流展」(三義木彫美術館、台湾)、2015年個展(高島屋美術画廊X、東京)

作家コメント

「月の庭」と題した彫刻は、禅寺の枯山水から発想を得たものです。庭を前にすると、心の中にいろいろな想いが浮かんだり消えたりします。私自身の内にある物語や思考を込めた「月の庭」から「何か」を感じていただけたらと思っています。

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展

展覧会について詳しくは以下のページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。